● 高病原性鳥インフルエンザとは、どのような病気ですか?
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トリもA型インフルエンザウイルスの感染を受けますが、トリのウイルスはヒトのインフルエンザウイルスとは異なったウイルスです。鳥類のインフルエンザは「鳥インフルエンザ」と呼ばれ、このうちウイルスの感染を受けた鳥類が死亡し、全身症状などの特に強い病原性を示すものを「高病原性鳥インフルエンザ」と呼びます。鶏、七面鳥、うずら等が感染すると、全身症状をおこし、神経症状(首曲がり、元気消失等)、呼吸器症状、消化器症状(下痢、食欲減退等)等が現れ、鳥類が大量に死亡することもまれではありません。 |
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● これまでにどのような国で発生していますか?
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香港(H5N1型:1997年,2003年)、米国(H5N2型:1983年,2003年)、オランダ(H7N7型:2003年)、ドイツ(H7N7型:2003年)、韓国(H5N1型:2003年)、ベトナム(H5N1型:2004年)等世界各地で発生しています。 |
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● これまでにヒトに感染した例はありますか?
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1997年香港においてH5鳥インフルエンザに18名が感染、6名が死亡していますが、ヒトからヒトへの感染はありませんでした。2003年2月、同じく香港においてH5鳥インフルエンザウイルス感染が2名で確認され、うち1名は死亡していますが、その後の感染の拡大はありませんでした。2003年3-4月オランダではH7鳥インフルエンザウイルス流行の際に、防疫に従事したヒトを中心に数十人のヒトが結膜炎を、十数人インフルエンザ様症状を呈しました。死亡した獣医師1名の肺から鳥インフルエンザウイルスH7N7が分離されており、また、養鶏従事者の家族内で3人に結膜炎と軽い呼吸器症状がみられヒトからヒトへの感染が疑われた例もあります。 |
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● どのようにヒトに感染するのですか?
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これまでのところ、香港などのように店頭での生きたニワトリの小売りが一般的な地域において発生した感染事例や、防疫業務に携わった人の感染事例など、まれにトリからヒトへの感染は見られた(数十例ほど)ものの、ヒトからヒトへの感染についてはオランダで疑われるとの報告がわずかにあるのみです。またヒトが鳥インフルエンザウイルスの感染を受けるのは、病鳥と近距離で接触した場合、またはそれらの内臓や排泄物に接触するなどした場合が多く、鶏肉や鶏卵からの感染の報告はありません。 |
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● ヒトではどのような予防方法がありますか?
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鳥インフルエンザに対する有効なワクチンは、現在のところありません(研究、開発が行われています)。本人の万が一の感染を避けるために、また付着したウイルスを他の地域のニワトリに拡げないために、鳥インフルエンザの流行が見られている鶏舎などへの出入りは、用事のない限り避けて下さい。用事があって鶏舎に出入りするときは、手袋、医療用マスク、ガウン、ゴーグルなどの着用、手洗いの励行などの、基本的な感染予防対策が必要です。
通常の生活の中で、現段階では鳥インフルエンザウイルスに関する特別な予防を行う必要はありません。 |
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● ペットでニワトリや小鳥を飼っていますが大丈夫ですか?
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これまでの科学的知見によれば、鳥インフルエンザが鶏やアヒルの他にも、色々な種類のトリに感染することが知られていますが、国内で鳥インフルエンザが発生したために、これまでペットとして家庭などで飼育していたトリが直ちに危険になるということはありません。
トリや動物は、ヒトへの感染の有無は別として、ヒトとは異なるウイルスも、ヒトと共通のウイルスも保有することが知られています。
トリに限らず、動物を飼う場合は、動物に触った後は手を洗うこと、糞尿は速やかに処理して動物のまわりを清潔にすることなどを心がけることが重要です。また、動物の健康状態に異常があった場合は獣医さんに、飼い主が身体に不調を感じた場合は早めに医療機関を受診することも大切です。 |
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● ヒトのインフルエンザワクチンは鳥インフルエンザに対して有効ですか?
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現在使用されているヒトのインフルエンザワクチンはヒトの間で流行しているAソ連(H1N1)、A香港(H3N2)、およびB型に対して効果のあるもので、H5やH7などの鳥インフルエンザに対しては効果がありません。 |
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● 鶏肉や鶏卵を食べて、感染することがありますか?
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食品としての鳥類(鶏肉や鶏卵)を食べることによってヒトが感染をした例はありません。 |
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● 高病原性鳥インフルエンザウイルスが存在した鶏肉や鶏卵を食べても大丈夫ですか?
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我が国では、これらの病原性の高い鳥インフルエンザは、家畜伝染病予防法上、家畜伝染病(法定伝染病)として位置づけられており、発生した場合は、鳥の間での拡大を防ぐために発生の届出、隔離、殺処分、焼却又は埋却、消毒等のまん延防止措置が実施されることになります。また、感染鳥やその卵が万が一食品として市場に出回ったとしても、Q10のように、食品としての鶏肉、鶏卵などからの感染はないと考えられます。
なお、WHOによると、ウイルスは適切な加熱により死滅するとされており、一般的な方法として、食品の中心温度を70℃に達するよう加熱することを推奨しています。 |
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● 鳥インフルエンザにかからないようにどのような対策を立てているのですか?
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鳥インフルエンザウイルスは、鳥の鼻汁や糞(1g当たり100万個)から多く排出されます。
鶏舎のなかに直接、野鳥が入ったり、糞を人間が持ち込んだりしていると量が多くなればなるほど感染しやすくなります。 |
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対策 |
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野鳥を直接舎内に入れないことです。ウインドレス鶏舎のような野鳥が侵入しない鶏舎にすると効果的です。
オープン鶏舎でもカーテンや羽根戸を閉めてファンでタテに換気する方法も効果的です。 |
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A |
舎外に野鳥が落とした糞を外から持ち込まないことです。
舎内外の長靴の履き替えが有効です。 |
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B |
その他もろもろの持ち込みをなくする方法を取ることです。
車輪の消毒等・・・ |
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