薩摩ハーブ悠然どり

 直営農場において一貫した管理体制で鶏にストレスを極力かけないよう飼育し、鶏肉の鮮度を良好な状態に保持します。それにより抗生物質・抗菌製剤無添加のペレット飼料の使用が可能となり、臭みが少なく、鶏肉本来の甘さを引き出します。ビタミンも一般のブロイラーに比べて豊富であり、低脂肪でカラダにやさしい薩摩ハーブ悠然どりはより多くの方の食卓で楽しんでいただける商品です。※ペレット飼料の原料に数種類の天然ハーブを配合しております。

薩摩ハーブ悠然どり

薩摩ハーブ悠然どり

飼育
方法は?

 当社の食品に対する安全、安心にこだわった健康な鶏を飼育するという基本的な考え方から、独自に開発した鶏舎環境制御システム及び当社グループ内において製造している安全性の高いペレット飼料を全面的に使用することにより、無投薬のブロイラー飼育を実現しております。

  • ● 抗生物質無添加のペレット飼料で育てたきれいな雛
  • ● きれいな鶏舎と器具機材
  • ● きれいな天然水
  • ● きれいな飼料
  • ● きれいな空気
  • ● 快適な環境温度
  • ● 乾いた敷き料の管理
  • ● 静かなストレスの少ない環境
  • ● 人による病気の進入阻止

上記のことが、実践できれば健康に育ちます。上記を数値化してコントロールしています。

直営の飼料工場で製造した製品はどこが違うのですか?

 自社で配合設計した抗生物質無添加のペレット飼料を製造しています。ペレット飼料は、様々な原料を粉砕した上で、蒸気で加熱することにより、一般的な粉砕混合したマッシュ飼料とは違い、消化されやすい飼料です。飼料製造後はすぐ農場で使用しますので、いつも新鮮な飼料の供給が可能です。ペレット飼料は栄養成分にバラツキがないので粒の揃ったブロイラーが生産できます。

 飼料の配合設計も、当社谷山研究所で試験した結果がすぐ反映されます。また、生産方法も他社において真似のできない製法で製造しています。

 一般の飼料工場では、同一工場において他畜種の飼料や有薬飼料を製造して、それらが混入する可能性もありますが、当社の飼料工場は鶏専用工場として、当社向けの飼料を生産しています。また、飼料の配送車も専用ですので交差汚染の心配はありません。

 本物の抗生物質無添加飼料はすべてを実践しなければ実現できないのです。

飼料

抗生物質が添加されているとなぜ良くないのでしょうか?

 抗生物質を人以外の動物で使用すると、薬がだんだん効かない細菌ができて、それが人に感染してしまうと、薬が効かず、すぐ治る病気もひどくなってしまいます。

 実際に起きている問題として、院内感染で話題のMRS耐性ブドウ球菌やバンコマイシン耐性腸球菌があります。抵抗力のない患者の体内に増え、薬が全く効かないため、死の危険性がある細菌です。

 一般の飼育においては、出荷の1週間前に薬剤の入っていない休薬飼料で飼育し、肉に残留抗生物質がないようにしています。しかし、厚生省の残留規制はゼロではありません。肉1に対し、皮に3倍、肝4倍、腎臓3倍と残留しますので、全くゼロにならない危険性があります。やはり、抗生物質を与えてない肉のほうが安心して食べられます。

抗生物質無添加飼育の鶏はなぜおいしいのでしょうか?

 従来のブロイラー飼育は、ストレスが多いため抗生物質に頼らないと最後まで育てられないのが現状です。ストレスが多いと体が活性酸素によって錆び付いてしまいます。また、抗生物質も生体にとっては異物なので排出するために活性酸素ができます。すなわち、体の脂肪が活性酸素によって酸化され、そして細胞が弱くなります。細胞の弱い肉は、鮮度が落ちやすく、食感も悪くなり、おいしくありません。また、細菌も繁殖しやすくなります。要するに日持ちの悪い肉だということです。

 当社では、かつお節のうまみ成分であるイノシン酸や鮮度指標であるK値や肉の組織中の脂質の酸化を調べるTBA価(チオバビツール酸法)を測定して管理しています。

飼育

健康に育った鶏にはなぜ体に良い成分が多いのですか?

 ストレス(暑さ、寒さ、疾病等)が多い環境で育った鶏は、悪玉酸素(活性酸素)が多く発生し、それを分解するためにビタミンA・E・C・Bや酸素が消費されます。したがって、健康に育った鶏は悪玉酸素が発生する量が少ないため、ビタミン等が消費されにくいことから体に良い成分が多く残ります。

 当社ではビタミンやミネラル、酵素活性等の測定もしています。

充実した検査体制及び研究内容は?

 当社ラボラトリーと谷山研究所では、飼料の成分分析・鶏肉の栄養分析・鶏の免疫測定・雛の衛生検査・鶏舎や水の細菌検査を行っています。また、飼育管理法の研究や飼料の配合設計の確認試験や鶏舎構造の試験等を実施し、安全で鮮度が良く品質の良い安価な鶏肉の生産を目指して日々努力しています。

環境問題にはどう取り組んでいるのでしょうか?

 環境問題にも積極的に取り組み、地球温暖化、環境保全にも力を注いでいます。
当社では、鶏糞を加熱処理した無菌ペレット肥料(普通肥料登録)や堆肥にして畑に還元し野菜を作っています。また、抗生物質が入っていないので農家の方に大変喜ばれています。肥料に残留抗生物質等があると作物が吸収してしまうので本物の有機栽培ができないそうです。
 ブロイラーを処理した後の血液や羽根、トリガラなどは新鮮な内に加熱処理し飼料の原料にリサイクルさせています。また、浄化槽で出てくる活性汚泥や孵化場で出る卵殻などは堆肥化してリサイクルし、捨てるところは何もない現状です。

リサイクル

バイオマスエネルギーの有効利用

 当社の種鶏農場、肥育農場の生産過程で発生する鶏糞は、関係会社の有限会社南九州バイオマスで燃料として利用されています。鶏糞をボイラーで燃焼させることで、熱を回収し発生した蒸気でタービンを回し発電します。このボイラーで発生した蒸気や電気は、同じエリアにある当社の食品工場やレンダリング工場で利用されており、余剰電力については電力会社へ売電しています。これにより化石燃料の使用量が減少、地球温暖化の抑制に取り組んでいます。更に、燃焼後の灰はリンとカリウムが豊富な肥料原料として利用され土壌に還ることから、循環型社会を構築することができ、環境保全の一翼を担っています。

バイオマスエネルギー